クライアントに納品するデータは、前回との差分ファイルだと思います。
(要するに案件により更新したファイルのみ納品)
差分ファイルをどう抽出するか。。。
リポジトリを作成してればGitやsvnで簡単にとりだせますが、
バージョン管理していない場合。。ターミナルで。。う〜ん。。
CUIが不慣れなやり方に、感覚的にできるツール「Cowsee」をご紹介します。
「Cowsee」はGUIで階層構造を持たせたまま簡単に、指定日時よりあとに変更されたファイルを抽出できます。
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差分抽出の手順
画像に記載しましたが、1. ファイルを指定
2. いつ以降の変更ファイルを抽出するのか?指定する。
3.「調べる」ボタンクリック
4. 対象リストが出るので確認、 抽出するファイルを置く場所を指定する。
*「ファイル名をクリップボードにコピー」ボタンを使うと、納品するデータリストを提出できるので便利です。
(ボタンをクリックしたらテキストエディタなどにペースト)
5.「書き出す」ボタンクリック
そうすると↓
↓「4」で指定したフォルダを確認すると、差分ファイルが抽出されています。
こんな感じでとっても簡単です。
【注意点】
今回はタイムスタンプ(更新日時)をもとにファイル管理をするという方法です。
前回納品したもしくは、着手した○月○日以降に更新したデータを抽出するという方法です。
なので、使い回しのjsファイルなどは制作する時にタイムスタンプを変更する必要があります。
ちなみにタイムスタンプの変更方法は、前回の↓こちらの記事でご紹介しました。
http://d.hatena.ne.jp/soratomo0714/20141014
他のアプリやツールなど
▼フォルダ間の差分ファイルを、特定のフォルダ内にコピー or 移動!「Saboon!」
http://www.gigafree.net/utility/move/saboon.html
*バックアップファイルとの差分を抽出するアプリ。winのみ
▼Git初心者でも差分ファイルを一瞬で取り出すMac用SourceTreeスクリプト
https://www.eyemovic.com/blog_it/4747.php
*Gitやsvnなどバージョン管理をしている場合は「SourceTree」を入れていれば簡単です。
少しコマンドを使いますがこちらもご参考に
▼GitやSubversionの差分ファイルを抽出するShell
http://tech.thekyo.jp/git%E3%82%84subversion%E3%81%AE%E5%B7%AE%E5%88%86%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E6%8A%BD%E5%87%BA%E3%81%99%E3%82%8Bshell/984/
▼【Mac】 WinMergeに1番近いMac用高性能Diffアプリ「Compare Merge」(日本語対応)
http://d.hatena.ne.jp/soratomo0714/20150826
▼【Mac】 タイムスタンプの変更、ファイル名やパーミッションを一括変更できるアプリ Shupapan
http://d.hatena.ne.jp/soratomo0714/20141014